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本当に欲しかったテーブル

優れたUXは、複雑なデータを素早い行動へと変えます。PerfectScaleでは、列のカスタマイズでノイズを減らし、実際の仕事の進め方に合わせてテーブルを調整できるようになりました。

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By Pavel KostychevMay 26, 20263 min read

プロダクトの中のデータテーブルを見るたびに、私は理想の姿を思い描きます。ユーザーが必要とするものを理解し、適切な列を表示し、ノイズは隠す。設定は一切不要で、ただちゃんと動く。そんなテーブルは存在しません。でも、少しだけ近づくことができました。

PerfectScaleは対象を絞り込んだプロダクトです。私たちはDevOpsやプラットフォームエンジニアリングのチームとともに、Kubernetesワークロードの最適化を支援しています。それだけ対象が絞られていれば、自信を持ってデザインできると思うかもしれません。実際はそうではありません。チームの体制はそれぞれ異なり、監視する対象も違います。あるエンジニアにとって欠かせないデータが、別のエンジニアにとっては邪魔になる。私たちは同じ要望をさまざまな形で耳にし続けました。_「表示する内容を自分でコントロールしたい」_と。長い間、その答えは「まだできません」でした。

今年の初め、エンジニアリングチームはパフォーマンス問題を解決するため、テーブルエンジンをリファクタリングする必要に迫られました。ほぼすべてに影響が及ぶ大がかりな作業でしたが、同時にチャンスでもありました。基盤を作り直すということは、ユーザーがずっと求めていた機能——列の表示・非表示、重要な列の固定、幅の調整、そしてユーザーごとの設定保存——をついに追加できるということです。私たちはその機会を逃しませんでした。

PerfectScaleのユーザーは、テーブル表示をカスタマイズできるようになりました。表示する列・非表示にする列の選択、並び順の設定、各列の幅の調整が可能です。これらの設定はすべてユーザーごと・画面ごとに保存されるため、各自の環境や解像度に最適な表示に整えられます。

コア機能は明確でした。時間がかかったのはディテールです。私が誇りに思っている点のひとつが、テーブルカスタマイズのリセットダイアログです。わかりやすい解決策は「すべてリセット」ボタンをひとつ置くこと。でも私たちはそうしませんでした。代わりに、何をリセットするかをユーザーが細かくコントロールできるようにしたのです。列の表示・非表示、並び順、固定した列、列幅——それぞれを個別に選択できます。そして列幅は、デフォルトではチェックが外れています。なぜか?列幅の調整は、画面にぴったり合うように1列ずつ手作業で行う、意図を持った作業だからです。それがワンクリックでうっかり消えてしまったら、本当にストレスになるでしょう。小さな判断です。しかし、ただ動く機能と、使う人を尊重する機能とを分けるのは、こうした判断なのです。

列の並べ替えも実装しましたが、当初思い描いていた形とは少し違います。理想を言えば、テーブルのヘッダー上で直接列をドラッグして並べ替えられる形です。それが自然な操作ですから。しかし、それにはかなりのエンジニアリング工数が必要で、目の前にはすでに良い解決策がありました。列カスタマイズメニュー内での並べ替えです。ちゃんと機能します。ただ、ドラッグほど滑らかではないだけです。私たちはこの形でリリースして先に進むことを決めました。この先には他にも重要な仕事が控えています。リリースされない「完璧」より、リリースされる「十分に良いもの」のほうが価値があるのです。

PerfectScaleをご利用中の方は、テーブルカスタマイズがプロダクト全体でご利用いただけます。ぜひ試してみてください。不要なものは隠し、必要なものは固定して、自分だけのテーブルに仕上げてください。

まだお使いではありませんか? これが私たちのものづくりです。ぜひご覧ください。